Géza Vermes, 浅野淳博訳『イエスの受難 本当は何が起こったのか』教文館,2010 の typo などのメモです (底本は 2010 年 3 月 15 日初版〔第 1 刷〕).8 割以上を読了してしまってから振りかえってまとめはじめたので,いくつか見逃している箇所があります.
- p. 40, l. 7: 「愚象礼拝」
- p. 54, l. 4: 「蜂起の徴候ともとり違えないのです」→「……とり違えかねないのです」
- p. 89, l. 6: 「値するほどものもであるか」→「……のもの……」
- p. 89, l. ↑2: 「罵詈雑言浴びせかけます」→「罵詈雑言を……」
- p. 129, ll. ↑4–1: ヨハネ福音書の引用文のフォント (楷書体) が,この部分のみ明朝体になっている.
- p. 133, l. ↑4: 「エリアがイエスの救出に」.ほかの箇所では「エリヤ」.
- p. 144, l. ↑3: 「マコ二五 33」→「マコ一五 33」
- p. 158, ll. 2–3: 「に鑑みれば注意が必要である」.この文のみですます調でない.
- p. 174, l. 9: 「外国人の進入」?
- p. 176, l. 8: 「引き立てたてました」
- p. 184, l. 3: 「後一〇〇―一〇年」.百の位の省略は脱字とは言いきれないが,紀元前後のためひっかかるかもしれない.
- p. 185, l. 6: 「神殿警備団に警護が責任を担う」→「神殿警備団が警護に……」
- p. 190, (8): 「イエスの十字架刑を担ぐ」
- p. 196, ll. 6–7: 「であったことが伺われます」→「……窺われます」
- p. 196, l. 7: 「悪魔のようの人物」
- p. 210, l. 7: 「学生書」→「学生証」
増刷の折には修正に役立てていただければ幸いです.そのさい,必要であれば訳注〔4〕において「二〇一〇年刊行予定」とされている「ボーカム『イエスとその目撃者たち』」は,著者名を「ボウカム」,刊行年を「二〇一一年」と改めてもよいかもしれません.
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