samedi 10 décembre 2022

小林『独習者のための楽しく学ぶラテン語』練習問題解答 (2)

小林標『独習者のための楽しく学ぶラテン語』(大学書林、1992 年) の解答。このページでは第 6 課から第 12 課を扱う。

目次リンク:第 1 回を参照。


第 6 課 第一第二変化形容詞


練習問題 10


(1) ポリュドールスはギリシアの詩人である。フラックスの息子マールクスにギリシア語と哲学を教えている。

(2) ポリュドールスはマールクスに偉大なギリシア人たちの話を語る。快い話はマールクスを喜ばせる。

(3) フラックスは大きな屋敷をローマにもっている。(彼は) 多くの友人たちを夕食に呼ぶ。

(4) 主人フラックスと友人たちは広い食堂で夕食をとる。彼らは多量のよい葡萄酒を味わう。

(5) 女主人と侍女たちは小さな台所で座っている。侍女たちは疲れている。女主人が尋ねる:「なぜおまえたちは食事を食堂へ運ばないの、侍女たちよ」。


第 7 課 第一第二変化名詞形容詞の別形


練習問題 11


(1) 先生がマールクスに教える:「古代のローマ人の男たちは偉大だった」。

(2) 哲学者でなければ完全で満ち足りた生活を送ることはできない。

(3) フラックスが叫ぶ:「(わが) 息子マールクスよ、おまえはなぜ哀れな人々にお金を与えないのだ」。

(4) 美しい少女たちが広場から聖なる神殿へ入る。

(5) 哀れな奴隷たちが魂の自由な言葉を発することはできない。〔miserī, servī, animī はそれぞれ miser, servus, animus の (男性) 単数属格か複数主格の可能性がある。ここで miserī が離れた animī にかかるとすれば「哀れな心 (単属) の奴隷たち (複主) が自由な言葉を」ととることも可能。〕

練習問題 12


(1) Tū es magister bonus Rōmānōrum, magne poēta.〔「良き」が「先生」にかかるとして訳したが、「ローマ人たち」にかかるならば magister Rōmānōrum bonōrum。〕

(2) Mārcus habet multōs librōs Graecōs.

(3) Magnum erat imperium Rōmae.

(4) Nostrī diī sānant miseriam.

(5) Flaccus pulchrīs fīliābus dat virōs.


第 8 課 第三変化動詞,第四変化動詞


練習問題 13


(1) 時間は逃げ去る。

(2) なぜなら手紙は赤くならないから。

(3) 彼らは教えているとき学んでいる。〔教えることは学ぶこと。〕

(4) 名声は言葉によりて心に火をつけ、怒りを積みあげる。〔dictis は dictīs の誤り。〕

(5) しかしなぜ私たちは聞いていないのか。なぜなら私たちは言っていないから。

(6) 私たちは記憶で保持できる〔=覚えられる〕のと同じ量だけ知る (ことができる)。

練習問題 14


(1) Scrībimus Flaccō multās epistulās.

(2) Dominus servōs ad amīcōs mittit.

(3) Sī multum legis, multum discis.〔問題文のヒントにある短い si は誤字。〕

(4) Ōtium gignit vitium.

(5) Nōn cupiunt stultī scientiam.


第 9 課 人称代名詞,再帰代名詞,確定代名詞


練習問題なし


第 10 課 前置詞


練習問題なし


第 11 課 未完了過去時制,語順


練習問題 15


(1) Mārcus Saturam Horātiī legēbat : « Dum vītābant stultī vitia, in contrāria currēbant. »

(2) Plautus, poēta comicus Rōmānus, scrībēbat : « Hūmānum amāre erat, hūmānum autem ignōscere erat. »

(3) Terentius dīcēbat in fābulā : « Pecūniam in locō neglegere interdum maximum lucrum erat. »

(4) Seneca scrībēbat in epistulīs : « Immodica īra gignēbat insāniam. » « Nōn vītae, sed scholae discēbāmus. »

(5) Flaccus et amīcī audiēbant prōverbia in Sententiīs Pūbliliī Syrī et rīdēbant : « Animō virum pudīcae, nōn oculō ēligēbant. » « Malō in consiliō fēminae vincēbant virōs. » « Fēminae nātūram regere dēspērāre erat ōtium. »

練習問題 16


(1) Flaccī fīlius ad [in] theātrum currēbat.

(2) Magister multa prōverbia [multās sententiās] dīcēbat, sed Mārcus nōn audiēbat.

(3) Dormiēbās ? Nōn legēbās librum ?

(4) Margarītās ante porcōs mittēbāmus.

(5) Antiquī Rōmānī linguam Graecam nōn discēbant.


第 12 課 不規則動詞,不完全動詞


練習問題なし

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