jeudi 8 octobre 2020

田中『ラテン語初歩』練習問題解答 (4)

田中利光『ラテン語初歩』(岩波書店、初版 1990 年、改訂版 2002 年) 第 13 課から第 16 課までの解答例 (旧版・新版両対応)。初版の問題が改訂版のどれに対応しているか示しているので、これらの記事は両版間の異同の検証にも役立つだろう (といってもべつの課に移動したものまでは「引用句」扱いのものを除き対応づけていないので徹底的な研究ではない)。



XIII 不定詞 (現在能動相).sum, possum


§123 (旧 §118). [練習問題 23]


1. 君はまだ学校に行くことができない、病気なのだから。

2. 君は今日は家に留まっていなければならない。

3. もし健康になれば明日は学校に行くことができるだろう。

4. 彼は長いあいだ病気だったが、まもなく健康になるだろう。

5. もし君たちが正しくあるならば、幸福になるだろう。

旧 1. 私たちは水なしで生きることはできない。

旧 2. =新 5.

旧 3. 誤ることは人間的である。

旧 4. 生きることは戦うことである。

旧 5. 知ることは知覚 [感覚] することであるか。

旧 6. 私たちは私たちの欠点も治療も耐えることができない。〔日本語としては簡潔すぎるが、「自分の欠点をそのままにしておくことも、それを治そう [矯正しよう] とすることも」と補えばわかりやすいか。〕

旧 7. =新 3.

旧 8. =新 1. + 2.

旧 9. 多くの心配のあいだで (=気がかりがあるなかで) 静かにかつ穏やかに考えることは私にはできない。

旧 10. (彼らは) 長いあいだ敵であったが、いまでは友人である。

旧 11. はじめに言葉があった。〔新版では §125 [引用句 6] として解説されている。〕

旧 12. 私は君が好きではない、サビディウスよ、だがなぜかを言うことはできない。ただこう言えるだけである、私は君が好きではないと。〔新版では §142 [引用句 8] に移る。〕

§124 (旧 §119). [練習問題 24]


1. Nōndum potestis ad lūdum īre, quod aegrī [aegrae] estis.

2. Hodiē domī manēre dēbētis.

3. Crās poteritis ad lūdum īre sī valēbitis.

4. Diū aegra eram, nunc sāna sum.

5. Jūsta sī eris, bene vīvere poteris.

旧 1. Rīdere est hūmānum.

旧 2. =新 5.〔ただし旧版には女性という指示はないので Jūstus も可。〕

旧 3. Cito currere poteram, sed nunc nōn possum.

旧 4. Diū aegrī erāmus, (sed) nunc sānī sumus.

旧 5. Cum injūriam videt, tacēre nōn potest.


XIV 名詞 第三活用 (1) —— i 音幹名詞


§133 (旧 §127). [練習問題 25]


1. 海には多くの魚が住んでいる。

2. 狐は深い谷のなかに住んでいる。

3. 動物は動物を食べる。

4. 市民たちは税金を払わねばならない。

5. 市民たちの協調は戦争の危険のなかにあって祖国を救う。

旧 1. =新 4.

旧 2. とても愛らしい少女が開けた平原で馬を拍車で駆り立てていた。

旧 3. 飢えのためにきわめて多くの者たちが苦しめられていた、また多くの者たちが税金のために (苦しめられていた)。〔わざわざ注をつけて未出の受動態未完了をここで出す必要は少ない。そのために削除されたものと思われ、改訂版ではそのあたりの整頓が進んだと言えよう。〕

旧 4. ソークラテースは若者たちの最良の教師だった。

旧 5. =新 5.〔ただし concordia と cīvium の語順のみ逆転。〕

旧 6. 神は多くの悲しみにも終わりを与えるだろう。

旧 7. =新 1.

旧 8. まさか犬たちや猫たちを食料の欠乏のために食べるのではないだろうね。

旧 9. =新 2.

旧 10. 動物たちは動物たちを食べる。〔新 3. と同じだが複数。〕

§134 (旧 §128). [練習問題 26]


1. In maribus habitant multī piscēs.

2. Vulpēs habitant in vallibus altīs.

3. Animālia edunt animālia.

4. Cīvis dēbet vectīgal pensitāre.

5. Concordia cīvis in perīculīs bellōrum patriam servat.

旧 1. Cīvis Rōmānus es, sed prō Rōmā nōn pugnās.

旧 2. Canis parvus fēlem magnam agēbat.

旧 3. Cum multīs fēlibus vītam agit.

旧 4. Juvenēs docere jūcundum est.

旧 5. Juvenēs verba Sōcratis studiōsē audiēbant.


XV 形容詞 第三活用 (1) —— i 音幹形容詞


§140 (旧 §133). [練習問題 27]


1. 立派な市民たちにさえ重い税金を払うことは気に入らない。

2. 女性は従順だが強く鋭い。

3. すべての戦争は悪い。

4. 正義とは強い者の利益である。

5. 強い者たちにとって生きることは容易である。

旧 1. =新 1.

旧 2. 4 月にはパリーリア祭をローマ人たちは祝い、12 月にはサートゥルナーリア祭を (祝っていた)。

旧 3. ローマ人たちは敵たちに向かって速い矢を飛ばしていた。

旧 4. 子どもたちを失うことは悲しい。

旧 5. ラテン語を学ぶことは難しいか。—— 簡単だ。

旧 6. 犬たちは鼻の点で (=鼻が) 鋭い。

旧 7. 強い者たちを運命は助ける。

旧 8. 星々 (=栄光) へと地から (至る) 平穏な道はない。

旧 9. 戦争はすべての人々にとって有害である。

旧 10. ガリア全体をカエサルはローマ人民の支配下に屈服させていた。

旧 11. 私は耳で狼をつかんでいる。〔auribus に「手段を示す奪格」などと注記されているせいで、人間の耳を使ってどうにか狼を挟んでいるのかと思った。「へそで茶を沸かす」みたいな。これはそうではなくて狼の耳のところでつかんで押さえているということ。耳を持ったはいいが離すこともできなくなり進退窮まった様子を表すようだ。〕

§141 (旧 §134). [練習問題 28]


1. Juvenibus placet difficilēs librōs legere.

2. Fēminae mollēs sed fortēs et ācrēs.

3. Bella omnia mala.

4. Jūstitia est fortium commodum.

5. Miserīs vīvere est gravia supplicium.

旧 1. =新 3.〔単数の形は和訳の 3.〕

旧 2. =新 5.

旧 3. =新 4.

旧 4. =新 1.

旧 5. =新 2.〔順番こそ違えど、5 問とも一致するのはこの課がはじめて。〕


XVI 完了直説法能動相


§149 (旧 §141). [練習問題 29]


1. 敵たちは川のそばに陣営を作ることを決めた。

2. ローマ人たちは多くの町を占領し破壊した。

3. 私たちは敵たちを殺し、仲間たちを助けた。

4. 私たちの息子たちは祖国のために命を失った。

5. キケローは多くの手紙をアッティクスに送った。

旧 1. ロームルスはローマを建設した。

旧 2. =新 2.

旧 3. =新 5.

旧 4. 私は昨日ローマからアテーナイへ来て、ミネルウァの神殿を見た。

旧 5. =新 1.

旧 6. 田舎で食料の欠乏のために農夫たちは奴隷たちを売った。

旧 7. =新 3.

旧 8. =新 4.

旧 9. 君の手紙で私はとても楽しくなった。

旧 10. はじめに神は天と地を創った。〔新版では §151 [引用句 9] として現れる。〕

§150 (旧 §142). [練習問題 30]


1. Hostēs prope fluvium castra pōnere constituent.

2. Multa oppida occupāvimus et dēlēvimus.

3. Hostēs interfēcimus et sociōs adjūvimus.〔和訳の 3. と一字一句同じ。いままでは数や時制などどこかしら変えていたが、これははじめて。〕

4. Fīlius meus vītam āmīsit prō patriā.

5. Cicerō ad Atticum epistulam mīsit.

旧 1. Audīvērunt sed nōn crēdidērunt.

旧 2. Amāvit, scrīpsit, vīxit.

旧 3. Terram dēlēvimus.

旧 4. Injūriam vīdistis, sed nōn restitistis.

旧 5. Patriam vēndidistī hostibus.

mercredi 7 octobre 2020

田中『ラテン語初歩』練習問題解答 (3)

田中利光『ラテン語初歩』(岩波書店、初版 1990 年、改訂版 2002 年) 第 9 課から第 12 課までの解答例 (旧版・新版両対応)。本書は親切にも出典のあるラテン文はその箇所をちゃんと明記してくれているので、ここではとくに注意する場合以外には繰りかえさない。



IX 名詞 第二活用 (2)


§83 (旧 §80). [練習問題 15]


1. 教師は生徒たちを教えていた。

2. 生徒たちは教師の言葉を聞いていた。

3. 生徒たちは本を読んでいた。

4. 少年よ、君は誤っていたが、いまでは誤っていない。

5. 息子よ、おまえは誤っている。

旧 1. =新 1.

旧 2. =新 2.

旧 3. 生徒たちは本を読んでいる。

旧 4. 少年は少女の姿をほめる。

旧 5. =新 5.

旧 6. 戦争と男を、ウェルギリウスよ、君は歌う。

旧 7. 男たちは女たちと子どもたちを救っていた。

旧 8. 多くの奴隷たちが畑で働いていた。グラックスは不安げに (それを) 見ていた。〔anxius は「副詞的」と注があるが、中山『標準ラテン文法』の用語に従えば述語的同格。〕

旧 9. 私はウェルギリウスの本を買う。

旧 10. =新 4.

§84 (旧 §81). [練習問題 16]


1. Magistrī discipulōs docēbant.

2. Discipulī verba magistrōrum audiēbant.

3. Puer librum legit.

4. Errābātis, puerī, sed nunc nōn errātis.

5. Errābās, fīlī.

旧 1. Discipulī Vergilium Horātiumque legēbant.

旧 2. Agrum lātum possidet.

旧 3. Socer laudābat generum, sed gener culpābat socerum.

旧 4. Et discipulus [Discipulus quoque] magistrum docet.

旧 5. Cūr, fīlī, contrā injūriam nōn resistis?


X 形容詞 第一,第二活用 (2)


§90 (旧 §87). [練習問題 17]


1. 色の黒い奴隷が主人を門の近くで待っている。

2. 主人が色の黒い奴隷をほめる。

3. 主人は怠慢な奴隷たちをとがめる。

4. 美しい少年は美しい少女を愛していた。

5. 美しい少女はしばしば病気で哀れな少年を訪ねる。

旧 1. =新 1.

旧 2. =新 2.

旧 3. 怠慢な奴隷たちは働いていなかった。

旧 4. =新 4.

旧 5. 自由な男は正義を愛する。

旧 6. 自由な男たちは/男の子どもたちは正義を愛する。〔virī を複数主格ととるか、単数属格ととるか、いずれも可能。〕

旧 7. 私たちは私たちの祖国を愛し、君たちは君たちの (祖国) を愛している。

旧 8. =新 5.

旧 9. 左の道は町へ通じ、右の道は村へ (通じている)。

旧 10. 勤勉な者たちは富む。

旧 11. 平和をもたらす者たちは幸いである。〔新版では §92 [引用句 4] として掲載。ここには beātī のほうが述語だと注があるのでわかるが、どちらが主語かはこのラテン文だけでは決まらない。実際にはこれはマタイ 5,9 の引用なので、ギリシア語の原文 « μακάριοι οἱ εἰρηνοποιοί » にあたれば定冠詞のついている後者が主語であると判明する。〕

旧 12. さまよえる、いとおしき小さな魂よ。〔vagula blandula も女性単数呼格として訳した。ここだけ見れば主格として「小さな魂よ、(汝は) さまよえる、いとおしきものなり」も可能。新版では §135 [引用句 7] に登場する。〕

§91 (旧 §88). [練習問題 18]


1. Dominus servum nigrum prope portam exspectat.

2. Servī nigrī dominum laudant.

3. Servōs impigrōs dominus laudābat.

4. Pulchrae puellae amābant puerum pulchrum.

5. Pulcher puer saepe vīsitābat puellam aegram et miseram.

旧 1. Piger magister docēbat discipulī impigrī.

旧 2. Oppidum nostrum est parvum, vestrum magnum.

旧 3. Nigrī pulchrī sunt.

旧 4. Fēminās nigrās amat.

旧 5. Miserīs cibum dōnāmus.


XI 未来直説法能動相


§99 (旧 §95). [練習問題 19]


1. 彼らは黙っているが、まもなく叫ぶだろう。

2. もし彼らが不正を見るなら、黙っていないだろう。

3. 彼らは不正に対して抵抗するだろう。

4. 彼らはお金を受けとらないだろう。

5. たとえ私たちが忠告しても、彼らは聞かないだろう。

旧 1. 私たちは不正に対して抵抗しよう。

旧 2. =新 1.

旧 3. 彼らはいまは叫んでいるが、まもなく黙るだろう。

旧 4. =新 4.

旧 5. たとえ彼が聞かないとしても、私は忠告するだろう。

旧 6. もし彼が不正を見れば、黙っていないだろう。

旧 7. 少女はバラを受けとらないだろう。

旧 8. 彼らは理解しないだろう、考えないから。

旧 9. 彼は言わないだろうが書くだろう。

旧 10. 君はいまは信じていないが、信じるだろう。

旧 11. 私は高い [深い] ものを追求する。

§100 (旧 §96). [練習問題 20]


1. Tacēs sed mox clāmābis.

2. Etsī injūriam vidēbimus, tacēbimus.

3. Nōn resistēmus contrā injūriam.

4. Pecūniam capiēmus.

5. Etsī monēbitis, nōn audiēmus.

旧 1. Nōn intellegis, quod nōn audīs.

旧 2. Resistam contrā injūriam.

旧 3. Etsī lentē currētis, cadētis.

旧 4. Diū vivet, sed sapientiam nōn discet.

旧 5. Bellīs patriam perdētis.〔VI 課の和訳 6. を未来形にしたもの。〕


XII 前置詞.所格.eō


§114 (旧 §109). [練習問題 21]


1. 少年たちは道の上で少女たちと遊んでいた。

2. 長い道が町を通って森のなかへ通じている。

3. あなたはどこへ行くのか、主よ。—— ローマへ。

4. (彼らは) どこに住んでいたか。—— ローマに (住んでいた) が、いまはアテーナイに (住んでいる)。

5. 地面の下に長いあいだ蝉たちは住んでいる。

旧 1. 君はマムシを翼の下で養育している。〔この本には āla は「翼」の語義しか与えられていないが、ふつうは「腋の下で飼っている」という訳で知られている。敵が身内にいるということの比喩。ペトローニウス『サテュリコン』77 章。〕

旧 2. =新 3.

旧 3. 君たちはどこに住んでいたか。—— ローマに (住んでいた) が、いまはアテーナイに (住んでいる)。

旧 4. ローマ人たちは捕虜たちをくびきの下に送っていた。

旧 5. =新 1.

旧 6. なんと速いことか、この世の名声が移り変わるのは。

旧 7. (両) 翼の影の下に神は女たちと少年たちを保護している。

旧 8. =新 2.

旧 9. 君たちは祖国のために悪い者たちと戦っているのではないのか。

旧 10. 曇り空のあとに歓呼が (ある・続く)。

§115 (旧 §110). [練習問題 22]


1. Puer in viā cum puellā lūdit.

2. Multae viae dūcunt per oppida in silvam.

3. Quō vādunt? — Rōmā per Tarentum Brundisium.

4. Ubi habitās? — Tarentī.

5. Formīca quoque sub terrā habitant.

旧 1. Nōnne vīvitis contrā nātūram?

旧 2. =新 3.

旧 3. Trans Rhēnum habitant Germānī.

旧 4. Sub terrā diū habitant cicādae.〔=新版の和訳の 5.〕

旧 5. Nōnne mox perībimus?

田中『ラテン語初歩』練習問題解答 (2)

田中利光『ラテン語初歩』(岩波書店、初版 1990 年、改訂版 2002 年) 第 5 課から第 8 課までの解答例 (旧版・新版両対応)。まだまだ内容が簡単なためとりたてて文法について注意することがない。

名詞・形容詞の「活用」という用語の不適切であることは前回述べたとおりだが、動詞の「第五活用」というのも——こちらは好みの問題に過ぎないが——あまりよろしくない。多くの本では「3b 型」や「第三変格活用」などと呼ばれているもので、これは表の並べかたにも関わることだが、この「第五」は第三と第四の特徴を分けもっているのだから、その間に入るのが学習上見比べやすくわかりよいと思われる。



V 動詞 第三,第四,第五活用


§48. [練習問題 7]


1. 君は知っているか。

2. 私は知らない。

3. 君はよく生きていない。

4. 君は長く生きているが知恵を学んでいない。

5. 君は見ることも聞くこともしない。

旧 1. =新 1. + 2.

旧 2. 彼は金銭を受けとらない。

旧 3. 彼らは読みも書きもしない。

旧 4. 彼らは名声を得ようとする。

旧 5. 君はよく生きていないが、悪く (生きている)。

旧 6. 彼は少女に手紙を書くのに、送らない。

旧 7. 彼らは長く生きているが、知恵を学んでいない。

旧 8. 私たちは思慮分別を失い、倒れる。

旧 9. 私たちは速く走るが、倒れない。

旧 10. 蛙は蝿をとり、呑みこむ。

旧 11. ギリシア人たちは知恵を求める。〔新版では第 7 課末尾の §69 [引用句 3] として紹介される。〕

§49. [練習問題 8]


1. Scītis?

2. Nescīmus.

3. Nōn bene vīvitis.

4. Diū vīvunt et sapientiam discunt.

5. Neque vidētis neque audītis.

旧 1. Nescītis sed nōn discitis.

旧 2. Neque legis neque scrībis.

旧 3. Nōn glōriam sed sapientiam quaerunt [petunt].

旧 4. Lentē curritis sed caditis.

旧 5. Pecūniam dōnāmus sed nōn capiunt.

この末尾に新版では §50 として「引用句 1」が入るため、次の課から節番号がずれる。


VI 名詞 第二活用 (1)


§56 (旧 §55). [練習問題 9]


1. 主人は奴隷たちを呼ぶ。

2. 奴隷たちは主人に仕える。

3. 奴隷たちは主人の言葉を聞く。

4. 人生は刑罰 [苦悩] である。

5. 戦争とは悪である。

旧 1. 医者は世話をし、自然が健康にする。

旧 2. 自然が健康にするのであり、医者がではない。

旧 3. =新 4.

旧 4. 戦争とは悪である。〔新 5. と同じだが、こちらは複数形。〕

旧 5. 戦争の悪は大きい。

旧 6. 君たちは戦争によって祖国を破滅させる。

旧 7. =新 2.

旧 8. =新 1.

旧 9. 私たちは友人たちの言葉を信頼する。

旧 10. 君たちは事実を知らない。

旧 11. 哲学は心の耕作 [訓練] である。〔新版では §101 [引用句 5] としてもっと詳しい説明がある。〕

§57 (旧 §56). [練習問題 10]


1. Servī dominum vocant.

2. Dominus servō servit.〔語形変化の練習にしてもこの問題文は変ではないか?〕

3. Dominus verba servōrum audit.

4. Vīta vānitās est.

5. Bella sunt mala.

旧 1. Verbīs medicī nōn crēdunt.

旧 2. Bellum supplicium est.

旧 3. Servī dominum cūrant.

旧 4. Nātūra docet nōn verbō sed factō.

旧 5. Saepe amīcō [ad amīcum] epistulam scrībit.


VII 形容詞活用 第一,第二活用 (1)


§67 (旧 §65). [練習問題 11]


1. 主人はよい奴隷たちをほめ、悪い (奴隷たち) をとがめる。

2. 奴隷たちはよい主人をほめ、悪い (主人) を軽蔑する。

3. 少年は長い手紙を愛する少女へ送る。

4. 少年は愛する少女にバラを贈る。

5. 蝉は蝉に親しく、蟻は蟻に (親しい)。

旧 1. =新 1.

旧 2. =新 2.

旧 3. 真の友人はまれである。

旧 4. 悪い者たちもよいものを求める。

旧 5. =新 4.

旧 6. =新 3.

旧 7. (彼は) 多くのことを少ない (言葉) で言う。

旧 8. よい女 (=妻) は男 (=夫) を多くのしかたで助ける。

旧 9. 神々は大きなことを慮り、小さなことを顧みない。

旧 10. わが魂が崇めるのは主である。

旧 11. =新 5.

§68 (旧 §66). [練習問題 12]


1. Dominus laudat bonum servum, culpat malum.

2. Servī laudant bonōs dominōs, malōs contemnunt.

3. Puella epistulās multās ad cārum puerum mittit.

4. Puerī cārīs puellīs rosās dōnant.

5. Cicādae cicādīs cārae, formīcae formīcīs.

旧 1. =新 3.

旧 2. Malī amīcī multī.

旧 3. Aegrōtī bonum medicum laudant.

旧 4. Sapientia mea parva est.

旧 5. Bonī virī fēminās nōn contemnunt.


VIII 未完了過去直説法能動相


§75 (旧 §72). [練習問題 13]


1. 君は不正を見ていたのに黙っていた。

2. 彼らは黙っていたが、叫んでいた。〔これだけでは意味不明だが、キケローの『カティリーナ弾劾演説』I, 21 における言葉 « cum tacent, clāmant. »「彼らは沈黙のうちに叫んでいるのだ」が下敷きにある。旧版にはこの文句への言及がある。〕

3. 彼らは聞いていたが、黙っていた。

4. 私は不正に対して抵抗していた。

5. 私は少女にバラを毎日送っていた。

旧 1. 彼らは聞いていたが、理解していなかった。

旧 2. 私たちは忠告していたが、君たちは聞いていなかった。

旧 3. 彼は言っていただけでなく、信じていた。

旧 4. なぜ君は少女にバラを毎日送っていたのか。

旧 5. 私はそのとき (その) 少女を愛していたが、いまでは愛していない。

旧 6. 少女は森のなかで迷っていた。

旧 7. 私たちは不正に対して抵抗していた。

旧 8. 私は不正を見ていたが、黙っていた。

旧 9. 彼らは黙っていたときに [黙っていたことによって] 叫んでいた。〔こちらでは接続詞 cum を使っており、新 2. と少し違う。説明の cum という用法。〕

旧 10. ベルガエ族はガリアに住んでいた。

§76 (旧 §73). [練習問題 14]


1. Injūriam vidēbant sed tacēbant.

2. Tacēbāmus sed clāmābāmus.

3. Audiēbam sed tacēbam.

4. Resistēbāmus contrā injūriam.

5. Ad puellam rosam cottīdiē mittēbat.

旧 1. =新 1.

旧 2. Nōn sōlum tacitē dīcēbāmus, sed etiam clāmābāmus.

旧 3. Errābātis sed rīdēbātis.

旧 4. Bellum patriam meam perdēbat.

旧 5. Factum nesciēbās.